テルーの呗

2011.03.14

歌手:手岛葵

  ゆうやみせまる云(くも)の上(うえ)
  いつも一羽(いちわ)で飞(で)んでいる
  鹰(たか)はきっと悲(かな)しかろう
  おともだえた风(か ぜ)の中(なか)
  そらを掴(つか)んだその翼(つばさ)
  休(やす)めることはできなくて
  心(こころ)を何(なに)にたとえよう
  鹰(たか)のようなこの心(こころ)
  心(こころ)を何(なに)にたとえよう
  そらを舞(ま)うような悲(かな)しさを
  あめのそぼ降(ふ)る岩阴(いわかげ)に
  いつも小(ちい)さくさいている
  花(はな)はきっと切(せつ)なかろう
  いろもかすんんだ雨(あめ)の中(なか)
  うすももいろの花(はな)びらを
  爱(め)でてくれる手(て)もなくて
  心(こころ)を何(なに)にたとえよう
  花(はな)のようなこの心(こころ)
  心(こころ)を何(なに)にたとえよう
  雨(あめ)に打(う)たれる切(せつ)なさを
  ひとかげたえた野(の)の道(みち)を
  私(わたし)とともに歩(あゆ)んでる
  あなたもきっと寂(さび)しかるう
  むしのささやく草原(くさはら)を
  ともに道行(みりゆ)くひでたけど
  たえても物言(ものい)うこともなく
  心(こころ)を何(なに)にたとえよう
  ひとりみちゆくこの心(こころ)
  心(こころ)を何(なに)にたとえよう
  一人(ひとり)ばっちの寂(さび)しさを